CLIE 室


CLIE N600C
2代目My Palmの登場です
(PDA歴3代目)。新Palm、CLIE-N600C。左は一緒に買った皮ケース。

◆プロローグ

思い返せば、カシオRX-10の後釜に座るべくまだ日本語版が登場する前のPalmIIIを購入して早3年。
1年前の会社のPCのWin2000化に伴い、悲しいかな当時Win2000での使用が困難であったPalmIII。致し方なくしばらくの冬眠を余儀なくされておりました。が!Palm Desktopのバージョンアップにより稼働可能であることに気づいたのがWin2000を使い初めてから半年後。既に巷は日本語版PalmOSが溢れ、J-OSって何?状態。適当こいて会社のPCにえいや!でインストールしたらこれが上手くいったのさ。Outlook2000とのシンクロにはちょっと手間取りましたが、無事会社のOutlook&家のPalm Desktopとのデータ共有環境が整ったのがトライを初めて1週間後。よっしゃ!これで完全復活!と思いきや・・・ご本人様が駄々をこね始めました。

半年も放っておいたせいでしょうか、2日間ほどまともに動くとフリーズハードリセットという状態が数週間続きました。せっかくデータを入れても、家でホットシンクさせようとすると・・・電源が入らない(‥;)。調子の良いときは3,4日持つときもありましたが、こりゃ何とかせなあかん!

まずは修理しようと思いました。で、ふと考えました。当時買ったときのメーカーは米3com社。その後分社化して、Palm Computing社が設立。で、またまた日本語版OSを積んだPalmの発売により(当初は日本IBMからWorkPADブランドで販売されていた)日本パームコンピューティング社(以下日本パーム社)が設立され、今に至っています。で、日本パーム社は英語版のデバイスは販売しておらず、その入手方法はアメリカ本社からの輸入のみで(PDA専門店などで入手可能)、英語版サポートもアメリカになるようです。で、考えるに・・・私はどこに修理を頼めばいいのでしょう??????数分考えた末、新しいの買おう!と言う結論に達しました。
では、どのPalmにしようか?3年前に比べ選択肢は非常に多いです。多すぎます。PalmIIIには全くもって満足していたので基本的な機能さえ備えていれば良いや、と当初はVisorあたりを考えていました。理由は、、、安いから。で、行きつけのお店に確認しに見に行きました。やっぱPDAは手に持ってみないとね。これホント。で行って見てみると・・・・ちょっと安っぽいね、Visor。Visor EdgeはGoodだけどちょと高い。どーしよーか・・・・。お!これいいねぇ!と手に取ったのがPalmV。渋く光る銀色のボディ、手に取ったときのヒヤッとした感覚、高級感を醸し出す重量感、見やすい液晶、軽快なレスポンス、どれをとっても素晴らしい!これだ!と思って・・・とりあえず帰ってきました。
せっかく買うんだから最新のが良いなぁ。必須項目としては(1)クレードルで充電できる(2)パソコンとUSBで接続。この2点は欠かせません。それ以外に頭を悩ませるポイントとして(1)カラーかモノクロ(2)ハイレゾか。どーせ買うなら一番新しいやつ・・・でも高いんだよなぁ・・・。この時点で全てを満足している機種は日本パーム社のPalm-m505とソニーのCLIE-N700C。どちらも5万円位します。高い!Palmはスタイル抜群!見た目で選べばCLIEに勝ります。でも、外部記録メディアがSDカード。最近ソニー製品が周りに増えてきた私としてはCLIEのメモリースティックは悩むに値します。でも、MP3再生機能はいらないんだよなぁ・・・・。
と、思っていたら・・・出ました!!MP3機能を削除&お値段控えめ&最新OSであるPalmOS4.0日本語版搭載&もちろん上記全ての要件を満足するPalmが!それが、 CLIE-N600C by SONY でした。どうにも女性向きと思われるその外観ですが機能を考えればそれも致し方ありません。中身で勝負よ!(意味不明)

長々と綴って参りましたが、これでようやく念願のPalmの完全復活を越えた新しい時代が始まったのです。(やっぱり意味不明)


つづく といいつつ、、、


◆エピローグ

CLIE TG50
3代目My Palm
(PDA歴4代目)。

1.歴史を振り返ろう。

 数年来放って置いたこのコーナーですが、ずーっと使い続けていましたよ。しかし、ずいぶん前に掲示板の方には報告したとおり、上記のN600Cは文字通り海の藻屑と消えました。今使っているのはTG50です。いくつかツールも買い足しています。また、2005年7月にはソニーが正式にCLIEの生産を中止することが決まりました。既にIBMもWorkPADの生産はとっくに止めてるし、また日本語版PalmOSが消え去る日がやって来ようとしています。随分放っておいたから、これを機会に少しN600C購入からの歴史をざっくりと振り返ってみましょう。


2.今のCLIEはどうなってる?

 上に記したようにハードは三代目のPalm機、CLIE-TG50を使っています。写真は省きますが、アルミのボディは購入した当時から多少の傷はあるものの、昔のままのカッコ良さです。見た目のデザインは良いんだよねぇ。薄さ、重さはGood。ジョグダイヤルの使い勝手が、N600に比べて少し使いづらいかな。もう慣れたけど。一番の難点は、一番の特徴でもあるハードウェア・キーボード。どうせ使わないや、と思って気にもせず(そりゃ無いほうが良かったけどそーゆー機種が無かった)買っては見たものの、本当に使わないだけに、相当邪魔。その部分の面積が液晶に使えないのがとてももったいない。当時最新のPalmOS5.0を諦めて、一世代前のTシリーズを買っとけば良かった・・・とその時は後悔しました。ちなみにN600Cに付いていなかったMP3再生機能は装備しています。全然使いませんが・・・。

 で、ソフト。昔、このホームページの創成期に、当時使い始めていたPalmIIIのスクリーンコピーをとったことが有ります。すご~く頑張った記憶が有りますが、見直してみるとすご~く見辛いです。が、懲りずに同じ感じで現在使っているPalmware(もはやこの言葉もほとんど聞かなくなった)を紹介してみます。ちなみにスクリーンショットの作成には、ScreenShot 5を使いました。お試しで使ったので強引な警告メッセージが付いて回っています。敬意を表してその警告はそのままにしておきます。(今度使うときに買います。作者殿。でも2回くらいフリーズしたよ。)

Crs-Launcher ランチャーには相変わらずタブ型を使っています。ちなみにこのソフトの作者さんの作品は非常に良く出来ています。感謝しつついくつか利用させて貰っています。後に紹介するMeDoc文書を閲覧するためのフロントエンドにもなっています(下段真中)。タブは7つ設定。幅の問題で適当に頭2文字で命名識別しています。MAin、CLie、APplication、GAme、COntents、DOcuments、PReference。他にも日付や、バッテリー状態、メモリー状態の表示、ゴミ箱、赤外線通信など、色んな機能を持っています。

Ks Databook
標準のスケジュール帳を置き換えて使っています。と言ってもほとんど使い勝手は同じ。唯一と言うか、これがあるから!と言う理由は週間及び月間画面です。これが標準のスケジュール帳にはありません。いや、あるんだけど予定の中身が表示されなくなっちゃうんだよね。その点、このKsは一ヶ月表示でも小さいフォントでその予定を"表示しよう”としてくれます。それ以外にも色々とちょっとした工夫が有り、便利に使っています。姉妹ソフトとしてKs ToDoもあります。私はToDo機能をあまり使っていないので入れていません。

Crs-MeDoc
Crs-Launcherと同じ作者のアプリ。Crs-Launcherのタブから利用可能な、文書リーダーです。Palmで閲覧できる文書は何通りか有りますが、このアプリはMeDoc形式と言う文書を閲覧可能です。文書形式の説明はより詳しいところに譲るとして、私は後に紹介するPiloWebProで集めた文書データをPalmで閲覧するのに使っています。もともとこのCrsシリーズ、CLIE用に作られたソフトなのでジョグダイヤルとの相性が良いです。大抵の事が片手で済んでしまいます。混んだ電車の中で読むときなどは便利。少し不安定な時期もあったけど、最新版ではかなり安定しています。
ブンコビューワ PDA向けのコンテンツ販売サイト、@irBitwayで販売しているXMDF形式文書を閲覧するためのアプリ。@irBitway以外にも色んなコンテンツサイトで提供されています。図柄の表示はもちろん、縦書き、振り仮名、行間の設定などが出来ます。読むことに関しては必要最低限というところでしょうか。使い勝手については余り満足はしていません。特に目次によるジャンプ機能不足と、ダウンロードしたデータをPalmに移す手順が面倒。個人開発のシェアウェアでもフリーウェアでもないので、機能拡大の期待も薄いかも。日本語に飢えていなければ手は出さないかもね。

Today
一日の始めに電源を入れると立ち上がります。日付、その日の予定の有無が表示されます。バッテリー情報やメモリ残量もわかります。下に並ぶアイコンはランチャーになっており自分で入れ替えが出来ます。あんまり・・・使ってないか。

デクマ手書き入力
非常に数少ないお金を払って追加したアプリ(^ ^;)。既に別の会社に販売が移っているようで、PalmOS用はもう売ってないみたい。当時は、for TG50と言うことでSonyStyleで購入しました。ご存知の通りPalmでの文字入力は、グラフィティ(Graffiti)と呼ばれる独自の一筆書きによるアルファベットを認識させて行いますが、このアプリを使うと、かな漢字入力がそのまま手書きで可能になります。TH55のような縦型ワイド液晶搭載(ソフトウェア・グラフィティ)の場合、グラフィティエリアがそのままデクマに置き換わると思うので便利。TG50で使うと左のように画面がどうしても狭くなります。認識精度はまあまあ。誤認したときの修正も良く考えられたインターフェースにより簡単です。いちいち確定しなければいけないのが残念。まあ、2バイト文字の国に住む人には逃げられない宿命ですが。英字は絶対にグラフィティが速い。当たり前か。

CLIE-MEMO
この頃販売していたCLIEに標準でインストールされていたスタイラスを使った手書きメモ機能です。このCLIE-MEMOが出るまで、何故かPalmOS機でメーカー標準でサポートされることが無かった機能です。実際、他のフリーウェアやシェアウェアとの機能差は余り有りません。速いかな?あとOS5ネイティブのせいか、細い線がかなり綺麗に表示できます。あまり使いませんが、ちょっとしたメモに便利です。手書きメモと通常のメモ機能が合わさったCrs-MEMOと言うアプリも入れていますが、手書きはこっちを使うことが多いです。ユーザーインターフェースが少しBetterかな。フラッシュROMに焼き付けられているので、アンインストールできません。(そりゃ出来るツールはあるかもしれないが・・・)

MoviePlay
これも純正アプリ。CLIE-Viewerと言う統合画像ランチャーから動画を選択したときに立ち上がります。動画ファイルはMPEG形式(多分1)と独自のMoviewPlayer形式の二つを扱えます。PC側でImageConverterと言うソフトを使って変換し、Palmへ転送します。右の例はDV→MPEG2→MoviewPlayerと変換してみた我が家の記録です。時間にして6分。小さなスピーカーで音も出ます。こま落ちもせずにちゃんと再生します。このアプリはこのデータを再生するだけのために使っています。仕事中疲れた時にこれを見て和んでいます。ちなみにTG50にはMP3再生機能も有りポータブルプレーヤーとして使えますが、バッテリーが心配で使っていません。もちろんデータはメモリースティックに置きます。

PhotoStand
これも純正。動画だけでなくもちろん静止画もTG50では閲覧できます。このアプリは、PCで言うところのスライドショー用のアプリケーションです。選んだ画像を使ってスライドショーを表示します。右のように時計やカレンダーを表示させておくことも出来ます。会社でクレードルに置いて時計代わりに和んだりしています。

物欲くん
使っています。ほしいものが出来るとここに入れています。それだけで満足する場合がほとんどです。機能としては欲しいものの名前を登録、大体の金額、それがどこまで貯金できたか、またどれくらいの期間欲しいと思っているか、どれくらい強く欲しがっているか・・・等々を入力できます。機能っていうのかな?はっきり言ってほとんど実益には繋がりません。遊びです。本当に欲しいものを篩いにかけるのには有効かと。

掌花札
つまり、花札です。Crs-Launcherと同じ作者さんの作品です。Palmでは、もっとも頻繁に遊ぶゲームです。初めのバージョンの頃はあまり強くなく結構頻繁に勝てましたが、最新版にバージョンアップしてからはほとんど勝てません。相手は4人から選べて、勝敗の記録が残り勝率も表示されます。ダウンロードサイトでも大人気で、Palmを持っている人にとっては必須のゲームと言えると思います。

PiloWebPro
これは連携アプリ((PC側とPalm側両方にインストールしてそれらが連携して機能するソフト)です。このソフトはPalmIIIの頃から愛用してます。そのころはPiloWebと言ってフリーウェアでしたが、その後機能を追加してProをつけてシェアウェアとして販売されています。インターネットのウェブサイトからテキスト情報だけを切り出してPalmで閲覧できるMeDoc、もしくはDoc形式に変換し、HotSyncの準備まで一発で行ってくれる大変便利なソフトです。最近の欲を言えば、RSSに対応してくれると大変うれしいです。

Timeconduit
Palmの時間をHotSyncの度に自動で修正してくれる連携アプリ。修正元の時刻は、PCの時計と同期もできるし、インターネット上のタイムサーバーとの同期も可能です。私の場合、メールソフトによってPCの時計を修正しているのでPalmはPCと同期をとっています。
その他、たまに使うアプリ WA Clock ・・・ 世界時計
Voice Recoder ・・・ ボイスメモ
Big Clock ・・・ 多機能時計
DateMate ・・・ 誕生日などの記念日管理
C'moA Reader ・・・ Palm上で漫画を読むためのアプリ

他にも色々有りますが、まあ良いでしょう。

3.これからどうする

 別にどうこうする予定はありません。TG50を使い続けます。もし今日本にいたとしたら流通在庫処分で値崩れを起こしているTH55を買うでしょう。でも、もう既に無くなりつつあるようですが。スケジュール管理にNOTESのカレンダーを使い出してからあまりTG50自体使わなくなりつつあります。と言うのも同期ができないから。IntelliSyncを使えばできると思うのですが、英語版のNOTESと同期できるかが不安で購入に踏み切れません。日本に帰ってからだな。TG50の内蔵バッテリーがへたってきたときに次を購入するかどうかを考えるでしょう。このページは何年先か、そのときにまた更新されるでしょう。予言しておきます。では。



2005-3-24記